見方が変われば人生が変わる
思い込みとは、深く信じ込むこと、固く心に決めること。
こうあるべきだと思い込み、行動している事多いですよね。
物事はこういうものだと決めつけて、行動していることが多いですよね。
ほとんどの人は、思い込みによって、態度や行動は決まりますよね。
思い込み
しかしその思い込み「こうあるべきだ」「こういうものだ」というのは、正解なんでしょうか。
自分的には正解だと思いますが、相手にも同じように正解なんでしょうか。
私が学んでいる「7つの習慣®」(スティーブン・R・コヴィー著)の書籍の中に、私に気付きを与えてくれた好きな一文があります。
誰しも、自分は物事をあるがままに、客観的に見ていると思いがちである。だが実際はそうではない。私たちは、世界をあるがままに見ているのではなく、私たちのあるがままの世界を見ているのであり、自分自身が条件づけされた状態で世界を見ているのである。
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私は客観的
私は社会人時代、良く人から客観的に物事を見ている人だと評価を頂いていたことがありました。自分自身でも物事を客観的に見れている方だと思っていたので自己PRでもそのように言っていました。
本当は、自分の中では少し違和感を感じていましたが、宣言していました。その違和感が何かは分からなく、宣言した後にモヤモヤしたものを感じると思いながらも、私は物事をあるがままに見れている、認識できている、客観的な人間だと思っていました。
だから、私の見方は正解なんだと思い込んで、物事を見ていました。
正しく物事を見れる能力は私にはあるという風に思い込み、条件づけした状態で見ていたのだと思います。
私たちのあるがままの世界
私はこの「7つの習慣®」の一文、「世界をあるがままに見ているのではなく、私たちのあるがままの世界を見ている」によって、改めて自分が感じていた違和感がこれだと気付かされました。
自分は客観的に見て正解だと思っていたことは、自分が解釈し見ていた正解であって、あるがままの状態を見た正解ではないのだと気づきました。
例えると、ここに真っ赤に色づいた美味しそうなリンゴがあって、「この色付きの感じ、蜜が零れ落ちそうで、見るからに甘くて美味しそうですよね。私も一つ食べましたが本当に美味しいですよ、食べてみてください。」と紹介したところで、このリンゴも甘いかどうかは分からないですし、そもそも相手にとっての甘い感覚も分からないですし、美味しいと判断する基準も分からないのです。
なので、本来ならば「ここにリンゴがありますので、食べてみてください。私はこれと同じ色づきも良く蜜が零れ落ちそうなリンゴを食べましたが、本当に甘くて美味しいと感じましたよ。如何ですか。」と言うのが正解なのかも知れません。
少し極端な例えではありますけど、本当の姿を見ていると思っていても、自分の見方をしている事は、日常に良くあることで、自分は今そういった見方をしているのだと立ち止まって考えること、自覚することで本当の姿、あるがままの姿を見る力が付いてくるように感じます。
見方と行動
そして、「7つの習慣®」の本には、こんな一文もあります。
私たちの態度や行動は、こうした思い込みから生まれる。物事をどう見るかが、私たちの態度と行動を決めている。
冒頭にも書きましたが、こうあるべきだと思い込み、行動している事。物事はこういうものだと決めつけて、行動していること。ほとんどの人は、思い込みによって、態度や行動が決まっています。
なので、自分の思い込みを、自覚すること。
本当の姿を見ているのではなく、自分のあるがままに物事を見ているのだと、立ち止まることは、その次の態度や行動を変えます。
もし自分が、変わりたいと思うことがあれば、一度この思い込みを自覚することから始めてみると良いと思います。
第二の人生
私がこのブログで発信している事は、皆さんが第二の人生を創っていく為の参考になればと思い記事を書かせて頂こうと思っています。
そして私が思う第二の人生とは、今の人生の延長線ではない、自分自身で創る新たな人生のことを言っています。
つまり、自分が変わりたいと思い、自分が作りたいと思う人生の事です。
そのきっかけは、退職後の老後生活のように必然的に今までの延長線ではない人生を創るのかも知れないですが、自分が変わりたいと思い自分で創る人生を第二の人生と言っております。
今回も、そのように考える人に、自分のものごとの見方を自覚することを紹介しました。自分の見方が自覚できれば、その後の態度や行動が変わり、人生が変わると思っているから紹介いたしました。少しでも参考になれば嬉しいです。
お礼
最後まで読んで頂きありがとうございます。
最後に、次回は、見方に関連する続きの記事を書きたいと思っていますが、そのエッセンスになる「7つの習慣®」の一文を紹介して、終わりにします。
人間においては、あり方は見方に直結するのであり、どう見るかとどうあるかは強い相関関係で結ばれているからだ。 あり方を変えずに見方を変えることはできない。その逆もまたしかりだ。
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