FIRE人生、大きな転機

第二の人生

FIREを目指す方に情報をお届けしているCocohaです。

経済的自立を果たし、早期リタイアした時、どんな生活をしているのだろう?と興味がある方に、56歳で会社を辞め、58歳からブログを始めた私の実体験をご紹介します。
今回は、ある本に関連するセミナーを受講をした内容です。
人生を大きく変えた本であり、今後も大きく変わりそうな予感がする話です。

著書「7つの習慣」との出会い

人生を変えてくれた本との出会いってありますよね。
私の場合、「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー著 がその一つです。
会社の若手勉強会の教材になっていたことがきっかけでこの本を知りました。
それまで、この本のエッセンスは他のメディアなどで聞いて知っていましたが、分厚い本で外人さんが書いた本だったので、読んだことはなかったです。

その時私は40歳後半で、読書が楽しくなり多くの本を読んでおりました。
多くは自己啓発本で、人生を考え始めている時期だったと思います。
そんな中、若手の勉強会でこの本を紹介するプレゼンを聞いたのです。
パラダイムシフトを上手く話してくれ、第1から第3の習慣までの自立に向かう内容を上手く伝えてくれました。
自分も本を読んだように内容はよくわかり、衝撃的で面白いと感じるほどうまく教えてくれました。
本来なら褒めてやるべきプレゼンでしたが、私は、「それで自分は何をしたの?」と意地悪な質問をしてしまったのです。
彼は困ってました。プレゼンスキルの上達が目的で、自己研鑽も出来ればと与えられた本を、紹介すれば良い勉強会だったのですから。
私も勉強会の目的は分かっていましたが、本の内容を聞けば聞くほど「あなたはどう行動するの?」と伝えているように感じ、彼がどう行動したのか知りたかったのです。

そんなきっかけから、この本を自分もしっかり読んでみる事になったのです。
どっぷりハマりました。
全ての習慣において、「あなたはどう行動するの?」と聞かれているように感じて、やるべきことを書いていきながら読み進めました。
ただ、この時私自身がパラダイムシフトが出来てなく、まだまだ自分の人生ではなかったようで、書いただけで実際の行動が習慣化するまでは出来てなかったです。

しかしその後、本当に人生を考え直す時期に、この本の教えが頭から出てくるのです。
今回皆さんにお伝えしている「未来予想図を作る手順」には、「7つの習慣」の第二の習慣の教え「終わりを思い描く事から始める」などを自分なりに行動し、書かせて頂いてます。
結果FIRE実現出来たのも、この本から学び行動した部分が大きいと思います。

このように、本当に人生が変わる支えになった本に出合えたことは良かったと思います。
皆さんがもし、この本を読んでいないなら読んでみてください。おすすめです。

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感想(46件)

7つの習慣 私的解釈

ここで、7つの習慣をご存じない方もいらっしゃるので、私なりの解釈で、簡単にご紹介します。
詳しくはGoogleなどで検索して調べて頂くか、実際の本を読んでください。

この本は、人間の内面を磨く方法を具体的な行動として教えている本です。
まず初めに、パラダイムシフトといって、ものの見方・考え方を変えましょう。
次に、依存状態から自分の人生を生きるために、主体的に、夢を描いて、価値観を最優先に行動していきましょう。(第1~第3の習慣)
更に、自分が自立するだけでなく公的成功を目指して、お互いが良くなる事を考え、相手をよく理解し、相手を尊重してより良いものを作りましょう。(第4~第6の習慣)
この習慣に終わりはなく常に自分の器を大きくしましょう。(第7の習慣)
こんな事を、実際にこういった場合はどう考えるか、どうするかを問いながら書かれている本です。

私はこの本のおかげで、
ものの見方が変わって楽になりましたし、自分がやりたい事を優先しただけで人生がシンプルに考えれるようになりました。
私の場合公的成功は、あまり体験できてないですが、相手の意見を尊重できるようになり、怒ることが無くなりました。

実践セミナー受講

今回、ひょんなことから「7つの習慣(R)実践セミナー&プログラム説明会」を受講することになりました。
FIRE生活の場合、時間が自由に決めれるメリットと同時に、自分で何かをしていかないとスケジュールが埋まりません。
そこで、自己研鑽の目的でZoomでの開催のセミナーを受講したのです。
会社を辞めて1年少し、世間で流行っているZoomというものを使う機会がなかったので、それが出来る事だけでもワクワクしていました。

スマホとパソコンで資格学習

そのセミナーで、学んだのが第二の習慣「終わりを思い描く事から始める」のパートだったのです。
先ほどの私的解釈で言うところの、「夢を描いて」行動しようの部分です。

内容は、
「終わりを思い描く事から始める」とは?
①人生全ての行動を測る尺度・基準として、人生最後を思い描き、今日を始める
②成功への梯子を日々忙しく登っているつもりでも、一番上から見れば違うところに登っていることも大いにあり得る
③自分の葬儀で述べてもらいたい弔辞を考えてみれば、自分の成功の定義になる
④すべてのものは二度つくられる。第一は頭の中で創られる知的創造、第二は実際かたちあるものの物的創造
⑤自覚を持って責任を持って第一の創造を行えるようにならなければ、自分の人生を他の人にゆだねてしまうことになる
⑥人間だけに授けられてる自覚、想像、良心という能力を働かせれば自分の人生の脚本を書くことが出来る

そういった本に書かれていることを学習して、自分はどうなのかを、質問に答える形で考え、その時受けた感情を他の受講者と共有しあうという内容でした。

その時の質問の一部を紹介すると、
①自分の各役割の中で、あなたが実現したい「最重要の生涯目標」は何ですか?
②50回目の結婚記念日の時、どのような家庭の姿を作り上げてたいですか?
③あなたの人生にとって一番大切なことは何ですか?
④どのような人間でありたいですか?
⑤本当にやりたいことは何ですか?
⑥自分の葬儀で、家族・友人・仕事関係の3人が弔辞を述べます。何と語って欲しいですか?
などを考えました。
私の場合、すんなり答えが出てくる部分と抽象的であいまいな部分があり新たな気付きがありました。また自分の最後などを想像すると感動してしまいました。
そんなセミナー内容で、楽しく3時間程が過ぎました。

人生大きく変わる予感

今回のセミナーは、「7つの習慣」の実践セミナーでもあるのですが、
もう一つ、「7つの習慣」の教えを広めて、
「生まれた時より、より良い世界にして、この世を去っていく」
という第九の習慣に基づく、伝道師的な実践会ファシリテーターを養成する講座の説明会にもなっていました。

私もこのファシリテーターの存在を偶然訪れた理髪店で知り、興味を持ったのでこのセミナーを受講しました。
ただ受講前から、お金もかかる、時間もかかる、さらに勉強する必要がある、この教えは参考にはなっているが人に伝えるほど解っている訳ではないという事を知っていたので、参考までに聞いてみようという考えで受講してました。

しかし、セミナーを受講し、色々考えてみていると
自身がブログで伝えたい事、FIREを目指す方に伝えている事、自身がやってきた行動が、この7つの習慣に深く影響されている。つまり自分の人格形成が7つの習慣によって変わってきているなと感じました。

自分のやりたい事として、自身の経験した事・出来る事で、80歳迄誰かの役に立って、感謝の対価でお金を稼ぐ働き方をする。
その為に、会社を辞めて自営をするという、新しい働き方で、経済的目途をつける。
そう考えて、56歳でFIRE生活が実現できたのです。

何か、この伝道師になっていく経験や、その先にある働き方が、自分のやりたい事ではないかと感じました。

人生最後の日に、これをやらない事で後悔したくないと感じました。

私と同じように楽しい人生・後悔しない人生を送る人が増やせるのではないかと思い、養成講座に申し込みました。
ただ、この時も妻に話し、応援を受けてから申し込んでおります。

まだ、何も始まってませんが、当初想像していた夢からは、大きく変わるけど、何か本当の夢に向かって人生が動き始めた感じがします。

お礼

最後まで読んで頂きありがとうございます。
今回は、思っていたFIRE生活から、新たな夢のFIRE生活が始まるような、その転機となるような出来事があったのでお伝えしました。
楽しんで頂ければ嬉しいです。

こんなたわいもない記事ですが、FIREを目指す方の、自分達の夢を描く参考にして頂けるようになればと思って、今後も書いていきます。
これからも応援よろしくお願い致します。